最近、「先払い買取サービス」という言葉をよく目にするようになりました。
そこで本記事では、先払い買取「ルビー（旧:ダイヤモンド）」について、最新情報や口コミなどを詳しく解説します。
先払い買取は即日現金化できることに加え、金融ブラックでも利用できるのが魅力のようです。
しかし、先払い買取は金融庁が注意喚起するほど危険な側面を持ち合わせています。
「先払い買取」現金化に要注意
ルビーはどうなのでしょうか。
本記事で確認しましょう。
すでに困っているという方や今すぐ相談したい方は、下記のように実績のある専門家へ相談してみてください。
先払い買取ルビー（旧:ダイヤモンド）の最新情報
ルビーは、もともと「ダイヤモンド」という名で即日買取事業をおこなっていました。
ルビーに変わってからも、商品券や収入印紙などを対象に先払い買取サービスを提供しています。
安全に利用できるサービスなのか、最新情報を確認していきましょう。
会社情報
先払い買取業者であるルビー（旧:ダイヤモンド）に関する情報を次の表にまとめています。
| サイト名 | ルビー（旧:ダイヤモンド） |
| 運営会社 | 株式会社クイーン |
| 種別 | 先払い現金化 |
| 代表者 | 不明 |
| 住所 | 東京都江戸川区松島3-6-19 |
| 電話番号 | 03-5927-8362 |
| 営業時間 | 10:00〜17:00 定休日：土曜日・日曜日・祝日 |
| 公式サイト | https://diamond-gift.site/ |
代表者不明は、悪質な先払い買取業者によくある特徴の一つです。
住所は、「リサイクルチケット」や「ピカピカ買取」などの闇金同様の先払い買取業者と同じ住所でした。
闇金の可能性が高いような業者と関係がありそうです。
会社もサービスも信頼に値するとは言えないでしょう。
実態
ルビーのすぐマネ（先払い買取）は最短10分で買い取ってくれるようですが、買取率は50%からとなっています。
つまり、手数料も50%程度かかるということです。
50%という手数料は、計算すると違法金利になります。
即日現金化だけに注目していると、法外な手数料（違法金利）を支払うことになるでしょう。
中身は闇金と同じ
ルビーは、買取とうたってはいるものの商品の受け取りをしないままお金を渡しています。
これは、融資といえるでしょう。
しかし、ルビーは金融庁の公式サイトで検索をかけても、貸金業への登録が見つかりませんでした。
未登録は、闇金に該当します。
違法な金利を手数料という言葉でわからないように提示していることもあわせると、ルビーは、危険な闇金業者である可能性が非常に高いでしょう。
古物商許可は？
中古の品物や商品券などを買い取る場合、一般的に下記の条件を満たす必要があります。
- 各都道府県の公安委員会から古物商としての許可を得ること
- 登録番号をサイト上に表示すること
ルビーの公式サイトをみると、「東京都公安委員会 第307772220618号」の記載があります。
サイト上に公開されており、一見許可を得ているようにみえますが事実は異なりました。
東京都公安委員会のサイトで調べましたが、サイト上に表記されている番号は見つかりませんでした。
ルビーは、そもそも古物商の許可を得ていない違法業者の可能性があります。
さらに、信頼を勝ち取るために虚偽の古物商登録番号を掲載しており、非常に悪質です。
先払い買取ルビー（旧:ダイヤモンド）の口コミ評判
ルビーは安心して利用できるようなものではないことがわかりました。
すでに利用してしまった方はいるのでしょうか。
口コミを確認していきます。
いい口コミ
ルビーのよい口コミを探しましたが、見つかりませんでした。
公式サイトにも口コミの掲載はありません。
よい口コミが全くないものを利用するのは、非常に危険です。
このような状況でルビーを利用するのはやめた方がよいでしょう。
悪い口コミ
インターネットで検索すると、次のような口コミが見つかりました。
ピエロ、ルビーってもうやってないの？
ルビーの口コミは少なく、利用した後の様子が伺えるコメントは見つかりませんでした。
すでに営業していない可能性もあるようです。
いずれにしても、ルビーが信用に足る業者であるとの判断はくだせません。
すでに悪質な取り立てや嫌がらせなどに悩まされている方は、早急に下記のような専門家へ相談することをおすすめします。
利用したらトラブルに？
ルビーのように怪しい業者を利用すると、トラブルに巻き込まれることがあります。
怪しい業者を利用した場合の代表的なトラブル
- 怖い取り立て
- 鳴り止まない着信
- 個人情報流出の可能性
- 嫌がらせ
それぞれ細かくみていきましょう。
怖い取り立て
怪しい現金化業者のなかには、怖い取り立てをおこなう業者も数多く存在します。
暴力や脅迫を伴う取り立て、深夜や早朝の取り立て
利用者が恐怖を感じるような取り立ては禁止されていますが、悪質な業者はルールを守らないケースが多いです。
少額の利用でも厳しく取り立てされ、毎日取り立ての恐怖に怯えながら過ごすことになる可能性もあります。
鳴りやまない着信
ルビーを利用すると、絶えず鳴りやまない着信に悩まされる可能性があります。
日常的な利用に支障をきたすだけではなく、家族や職場に利用が発覚し、最悪仕事を失うことも。
個人の携帯電話だけでなく、自宅や職場にまでしつこく電話をされるケースもあります。
また、着信拒否をしたところで、悪質な業者は電話番号を変えて連絡してくるのであまり意味がありません。
個人情報流出の可能性
怪しい業者と取引をすると、個人情報を流出させられる可能性があります。
審査の名目で取得した個人情報は、ほかの闇金や悪徳業者に売られることがあります。
氏名、生年月日、勤務先などすべて売られます。
個人情報の流出を甘くみてはいけません。
流出したことが原因で、新たな詐欺被害に遭うケースもあります。
聞き馴染みのない業者に個人情報を求められた際は、信頼のおける業者かどうか事前に確認しましょう。
嫌がらせ
怪しい業者は、嫌がらせもおこないます。
なかでも、家族への嫌がらせはよくあるトラブルの一つです。
嫌がらせを受けた結果、家族が恐怖を感じて今までの生活ができなくなったり、最悪の場合家族が崩壊してしまうこともあります。
簡単にはやめてくれないので、はじめからサービスを利用しない方が賢明です。
すでにトラブルになりかけている、トラブルに遭っているという方は下記専門家へ相談してみてください。
高い金利で借金が膨らむ
ルビーのような業者と取引をすると、借金が膨らんでしまうトラブルもよく起こります。
なぜ借金が膨らんでしまうのか、原因を確認しましょう。
返しているのは利子ばかり
「少額しか利用していないのに気づいたら借金が大きく膨らんでいた。」
これは、金利の高さが原因です。
金利が高く借金が膨らむと、返済しているのが利子ばかりになるケースがあります。
利子ばかり返していても、元金が減らないため借金は減りません。
利子ばかり返済しているのは、お金を搾取されていることと同じです。
また、膨らんだ借金を返済するために新たな闇金からお金を借りて返済する方もいますが、いずれ破綻するのでやめた方がよいでしょう。
違法な闇金に支払い義務はない
借りたお金はなんでも返さないといけないわけではありません。
返さなくてよいお金もあるのです。
違法な金利で貸付している闇金への返済義務はありません。
闇金の設定金利は、利息制限法や出資法に違反しているため返済する義務がありません。
闇金が設定する高すぎる金利に、法的効力は認められていません。
また、民法708条では、不法な原因のために給付したものはその給付したものの返還を請求できないと定められています。
最高裁判所は、闇金の行為を反倫理的行為であり、不法原因給付（民法708条）に当たると判断しています。
最高裁判所も闇金のお金は返済しなくてよいと認めています。
闇金の取り立てをゼロにするには
違法である闇金から借りたお金は返済不要ですが、返済をしないと1日に何十回も電話をかけてきたり、悪質な取り立てに遭うケースが非常に多いです。
そこで、闇金からの悪質な取り立てや嫌がらせをゼロにする方法をお伝えします。
法律の専門家に相談する
闇金からの取り立てや嫌がらせをゼロにしたい方は、最初から法律の専門家へ相談してください。
個人でなんとかしようとしても、取り立てや嫌がらせは止められません。
闇金への実績やノウハウが豊富な専門家へ相談すれば、適切な対処法や法的なアドバイスをもらえます。
法律のプロが味方になってくれることほど、心強いことはないでしょう。
実績やノウハウのない専門家へ相談しても、適切なアドバイスを受けられない可能性があります。
警察に相談することも一つの手ですが、原則民事不介入なので注意だけで終わってしまうケースもあります。
そのため、悪質な取り立てや嫌がらせなどすべての解決を望むのであれば法律の専門家に相談するのが賢明です。
専門家が交渉してくれる
専門家へ依頼すれば、悪質な業者との交渉は専門家がおこなってくれます。
利用者本人が交渉しても問題はありません。
ただし、専門的な知識が足りないことが多く、うまく言いくるめられて事態が悪化するケースがほとんどです。
個人で交渉することには限界があり、現状維持すらできないことの方が多いのです。
その点、ノウハウのある専門家に依頼すれば安心です。
被害を最小限にし、ストレスや手間をかけずに解決したい方は専門家へ相談してみてください。
