任意整理

任意整理の費用相場は5万円?高い・払えない場合の対処法を解説

任意整理の費用相場は5万円?高い・払えない場合の対処法を解説
「任意整理の費用相場はいくら?」

上記のように悩んでいませんか?

任意整理は債務整理の中ではもっとも簡易的な手続きで、費用を抑えて借金の負担を減らせます。

しかし、安いといっても5万〜15万円はかかるため、払えるかどうか不安になっている人もいるでしょう。

この記事では、任意整理の費用相場や払えない場合の対処法、費用が安い弁護士・司法書士を紹介していきます。

【任意整理の費用相場まとめ】

  • 任意整理の費用相場は、5万〜15万円
  • 個人での任意整理は1〜2万円だが素人では失敗する可能性が高い
  • 任意整理を依頼すると返済がストップする
  • 費用は分割払いができるため、まとまったお金はいらない
No.1
全国対応
実績

受任実績12,000件超
  • 伊藤 威
  • 神奈川県司法書士会
    (1203号)
  • 簡裁訴訟等代理認定番号
    (601412号)
No.2
全国対応
実績

受任実績豊富
  • 笠井 浩二
  • 東京弁護士会
    (17636)
  • どのような法律業務でも取り扱いができる
No.3
全国対応
実績

相談実績豊富
  • 川﨑 純一
  • 大阪司法書士会
    (第4687号)
  • 簡裁訴訟代理等認定番号
    (第712032号)

任意整理とは?

任意整理とは?任意整理とは、借金の利息カットや支払い期間の調整を債権者と交渉して、無理のない範囲で完済を目指す手続き方法です。

任意整理は債務整理の1つで、他には「個人再生」や「自己破産」があります。

3つある債務整理の中ではもっとも簡易的な手続きで、毎年多くの人が任意整理により借金の負担を軽くしています。

基本的に任意整理では、「将来分の利息カット」「3〜5年かけて返済」を目指して弁護士・司法書士が交渉します。

借金そのものが減額・免除されるケースは極めて稀ですが、毎月の返済額が大幅に下がるため、日々の生活には余裕が生まれるでしょう。

また、任意整理は他の債務整理と違い、家族や職場にバレにくいという特徴があります。

ブラックリストに掲載されるためクレジットカードは利用できなくなりますが、借金の負担軽減や取立ての停止など、非常に大きなメリットがあります。

実際に任意整理した人の体験談を知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。

任意整理の体験談6つ!毎月の返済額はいくら下がる?
任意整理の体験談6つ!毎月の返済額はいくら下がる?「実際に任意整理した人の体験談を知りたい」任意整理後の状況が想像できないため、迷っている人も多いのではないでしょうか?この記事では、実際に任意整理した人の体験談を6つ紹介。任意整理のメリット・デメリットや、任意整理ができないケースについても解説します。任意整理を検討している人は、ぜひ参考にしてください。...

任意整理の費用相場は5万〜15万円

任意整理の費用相場は5万〜15万円任意整理の費用相場は、5万〜15万円です。

任意整理は裁判所を通さない簡易的な手続きなので、個人再生や自己破産よりも費用はかかりません。

個人再生や自己破産は弁護士・司法書士への費用だけでなく、裁判所に支払う費用がかかります。

個人再生や自己破産は借金の減額や免除など、大きなメリットの代わりに費用が100万円を超えるケースもあります。

任意整理の費用の内訳は、以下の通りです。

  • 相談料:無料〜1万円
  • 着手金:無料〜5万円
  • 解決報酬金:無料〜2万円
  • 減額報酬金:減額した金額の10%
  • 過払い金報酬金:回収できた金額の20%
  • 送金代行手数料:1社につき毎月1,000円
  • その他:1〜2万円

個人再生と自己破産の費用相場

個人再生と自己破産の費用相場次に、個人再生と自己破産の費用相場について解説していきます。

  • 個人再生の費用相場:50〜80万円
  • 自己破産の費用相場:30〜130万円

個人再生の費用相場

個人再生の費用相場は、50〜80万円となっています。

個人再生は、裁判所に申し立てをして借金を減額してもらう手続きです。

最大9割の減額が可能ですが、債務整理の中でも特に難しい手続きなので、弁護士や司法書士などの専門家への依頼が必須とされています。

個人再生には、「裁判所費用」と「弁護士・司法書士費用」の2つが必要です。

裁判所の費用弁護士・司法書士の費用
  • 予納金:1万2,000円〜1万4,000円
  • 収入印紙代:1万円程度
  • 郵便切手・封筒代:3,000円程度
  • 個人再生委員への報酬:15万円〜25万円
  • 相談料:無料〜1万円
  • 着手金:30万円
  • 報酬金:20万円〜30万円

自己破産の費用相場

自己破産の費用相場は、30〜130万円となっています。

自己破産は、裁判所に返済が不可能であることを認めてもらい、借金を免除してもらう手続きです。

自己破産には、同時廃止・管財事件・少額管財の3種類があり、費用には100万円以上の差があります。

  • 同時廃止:30万円〜50万円
  • 管財事件:80万円〜130万円
  • 少額管財:50万円〜80万円

自己破産を選ぶ人は借金が高額なケースがほとんどなので、費用も高くなりがちです。

個人再生と同様に、「裁判所費用」と「弁護士・司法書士費用」の2つが必要になります。

任意整理を自分ですると費用はいくら必要?

任意整理を自分ですると費用はいくら必要?先ほども解説した通り、任意整理は債権者と交渉して借金の負担軽減を目指す手続き方法です。

裁判所を通す必要がないため、かかる費用は弁護士・司法書士への報酬がほとんどです。

そのため、任意整理を自分ですると、費用は1〜2万円(郵便代や印紙代など)程度でしょう。

書類の作成から債権者との交渉までを自分1人で行うのは、現実的ではありません。そもそも、必要書類の作成だけでも素人では大変です。

さらに、弁護士・司法書士の介入がなければ、債権者は交渉に応じてくれないケースがほとんどです。交渉に応じてくれたとしても、不利な条件で和解を迫られる可能性もあります。

任意整理の解決実績が豊富な弁護士・司法書士に相談した方が安心でしょう。

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任意整理の費用が払えないときの対処法4つ

任意整理の費用が払えないときの対処法4つ次に、任意整理の費用が払えないときの対処法を紹介していきます。

【任意整理の費用が払えないときの対処法】

  • 実績豊富な弁護士・司法書士に相談する
  • 取立て・返済をストップしてもらう
  • 分割払いで支払う
  • 法テラスで弁護士・司法書士を紹介してもらう

それぞれ詳しく見ていきましょう。

実績豊富な弁護士・司法書士に相談する

まずは、実績豊富な弁護士・司法書士に相談することをおすすめします。

弁護士・司法書士の相談料は、1時間5,000〜1万円が相場です。

しかし、任意整理を専門的に取り扱っている弁護士・司法書士は、依頼者がお金に困っていることを十分に理解しています。

そのため、借金問題に強い弁護士・司法書士では、相談料を無料にしているケースがほとんどです。

支払い方法を柔軟に対応してもらえることも多く、法律のプロから今後のアドバイスをもらえます。

任意整理を検討しているのであれば、まずは無料相談を実施している弁護士・司法書士に話を聞いてもらいましょう。

取立て・返済をストップしてもらう

弁護士・司法書士は債権者に対して受任通知を送ることで、取立て・返済を一時的にストップしてくれます。

受任通知とは

弁護士・司法書士が債務者の代理人になったことを債権者に通知すること。受任通知には、取立てや返済をストップさせる法的な効力があります。

受任通知を受け取った債権者が、債務者に借金の取立てをするのは法律で禁止されています。

受任通知を送れるのは弁護士・司法書士のみです。弁護士・司法書士に任意整理を依頼すると、すぐに受任通知を送ってもらえるでしょう。

任意整理の解決には、3ヶ月〜半年程度の期間が必要です。つまり、3ヶ月〜半年の間は借金の返済が完全に止まるため、今まで返済にまわしていたお金を貯金できます。

ほとんどの人が任意整理の手続き中に、弁護士・司法書士への費用を貯めることで費用を払っています。

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分割払い・後払いで支払う

任意整理の解決実績が豊富な弁護士・司法書士であれば、分割払いや後払いに応じてくれるはずです。

借金問題を専門的に取り扱っている弁護士・司法書士は、依頼者の経済状況が苦しいことを理解しています。

まとまったお金を依頼前に用意するのが厳しいことを知っているため、分割払いや後払いに対応しているケースがほとんどです。

分割払いは6〜12回に設定されることが多いですが、経済状況が厳しい理由を伝えればさらに分割回数を増やしてもらうこともできます。

そもそも任意整理の費用を一括で払う人は少数派です。まとまったお金を用意できない人も、まずは弁護士・司法書士に相談してみましょう。

法テラスで弁護士・司法書士を紹介してもらう

法テラスとは、法的トラブルの解決を目的に設立された法務省が管理している機関です。

法テラスでは、弁護士・司法書士の紹介や費用の立て替えなどの支援を行っています。紹介してくれた弁護士・司法書士への費用は格安で、分割払いも可能です。

ただし、法テラスは誰でも利用できるわけではありません。法テラスを利用するには、収入や資産などの条件を満たす必要があります。

【法テラスの利用条件(単身者の場合)】

  • 収入要件:18万2,000円以下
  • 資産要件:180万円以下

また、紹介してもらう弁護士・司法書士を自分で選ぶことはできません。

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任意整理の費用が安い弁護士・司法書士3選

任意整理の費用が安い弁護士・司法書士3選
ここからは、任意整理の費用が安い弁護士・司法書士を紹介していきます。

【任意整理の費用が安い弁護士・司法書士3選】

  1. 司法書士法人ライタス綜合事務所(旧伊藤事務所)
  2. 司法書士法人アストレックス(川﨑 純一)
  3. 街の灯法律事務所

今回紹介するのは、当サイトで特におすすめしている3社です。

費用や特徴をそれぞれ見ていきましょう。

1.司法書士法人ライタス綜合事務所(旧伊藤事務所)

事務所名司法書士法人ライタス綜合事務所(旧伊藤事務所)
所在地〒221-0834
神奈川県横浜市台町11-30 台ビル12
任意整理にかかる費用相談料:無料
司法書士費用:1社につき4万4,000円
分割払い
営業時間電話:24時間365日受付
メール:24時間365日受付
対応エリア全国

司法書士法人ライタス綜合事務所は借金問題に強く、当サイトでもっともおすすめしている司法書士事務所です。

借金問題の対応実績は12,000件を超えており、代表者は30年以上も司法書士をしている大ベテランです。

これまで数多くの任意整理を成功させており、相談した当日中に解決することもあるようです。

費用は業界最安値クラスの4万4,000円で、支払い期限や分割払いの回数にも相談に乗ってくれます。

相談は何度でも無料で、分割払い・後払いにも応じています

相談から契約までオンラインで完結するため、事務所まで行けない遠方の人でも問題ありません。

また、守秘義務にも力を入れているため、「家族や職場にバレたくない」という人にもおすすめです。

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2.司法書士法人アストレックス(川﨑 純一)

事務所名司法書士法人アストレックス(川﨑 純一事務所)
所在地〒541-0047
東京都荒川区西日暮里5丁目21-6 山本ビル3F
任意整理にかかる費用相談料:無料
司法書士費用:1社につき4万4,000円
分割払い
営業時間電話:24時間365日受付
メール:24時間365日受付
対応エリア全国

司法書士法人アストレックスは、東京で非常に人気のある司法書士事務所です。

一般的な任意整理だけでなく、先払い買取や給料ファクタリングなど「新型闇金」の対応にも応じています。

スピーディな対応が魅力で、依頼と同時に受任通知を送付してくれるため、取立てや返済を即日で停止してくれます。

相談実績は5,000件を超えているため、安心して依頼できるでしょう。

相談は無料で、借金に関することならどんな内容でもアドバイスをもらえます。

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3.街の灯法律事務所

事務所名街の灯法律事務所
所在地〒105-0003
東京都港区西新橋2-13-14 新佐久間ビル301
任意整理にかかる費用相談料:無料
司法書士費用:1社につき4万4,000円
分割払い
営業時間電話:10時〜18時(平日)
メール:24時間365日受付
対応エリア全国

街の灯法律事務所は、債務整理の手続きに強い弁護士事務所です。

代表者は弁護士歴30年以上のベテランで、貸金業者との交渉力に優れています。

家族に内緒で任意整理したい場合でも、書類を自宅に送らないなどの配慮があるため安心です。

弁護士は費用が高くなりがちですが、街の灯法律事務所は相談無料・1社につき4万4,000円と業界最安値水準となっています。

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任意整理の費用相場に関するよくある質問

任意整理の費用相場に関するよくある質問

最後に、任意整理の費用相場に関するよくある質問に回答していきます。

  • 費用の分割払いは最大で何回?
  • 費用の分割払いに手数料や金利はかかる?
  • 個人での任意整理は可能?

費用の分割払いは最大で何回?

弁護士・司法書士によって異なりますが、6〜12回が一般的です。

ただし、6〜12回というのは、あくまでも目安です。借入額や収入の状況によっては、さらに回数を増やしてくれるケースもあります。

費用の支払いを延滞すると、依頼を辞任される可能性があります。支払いが不安な人は、あらかじめ相談しておくといいでしょう。

費用の分割払いに手数料や金利はかかる?

費用の分割払いで、手数料や金利がかかるケースは稀です。基本的に手数料や金利がかかることはなく、高額な手数料を請求される心配はないでしょう。

弁護士・司法書士によっては手数料や金利がかかることもありますが、消費者金融のような高い金利ではありません。

支払い方法を臨機応変に対応してくれるかどうかも、無料相談で確認しておきましょう。

個人での任意整理は可能?

任意整理の仕組み上、個人での手続きは可能です。

また、個人での任意整理は1〜2万円(郵便代や印紙代など)程度しか費用もかかりません。

ただし、弁護士・司法書士の介入がなければ交渉に応じてくれない債権者が多く、書類の準備も困難なため、あまり現実的ではありません。

貸金業社を相手に個人で交渉を行うのは、非常に厳しいのが現実です。費用は安く済みますが、時間の無駄になる可能性が極めて高いでしょう。

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任意整理の費用相場まとめ

任意整理の費用相場まとめ

【任意整理の費用相場まとめ】

  • 任意整理の費用相場は、5万〜15万円
  • 個人での任意整理は1〜2万円だが素人では失敗する可能性が高い
  • 任意整理を依頼すると返済がストップする
  • 費用は分割払いができるため、まとまったお金はいらない

この記事では、任意整理の費用相場や払えない場合の対処法、費用が安い弁護士・司法書士を紹介しました。

任意整理の費用相場は、5万〜15万円と気軽にできる金額ではありません。そのため、依頼する弁護士・司法書士は慎重に選ぶ必要があります。

当サイトでは、借金問題の解決実績が豊富で、安心して依頼できる弁護士・司法書士だけを厳選して紹介しています。

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